やつ・れる【窶れる】
[動ラ下一][文]やつ・る[ラ下二] 1 病気・心労などで、やせ衰える。「病気で別人のように—・れてしまう」 2 見栄えのしないようすになる。みすぼらしくなる。「いと若かりしほどを見しに、太り黒...
ヤフー【Yahoo】
スウィフトの長編小説「ガリバー旅行記」に登場する、人間に似た姿の獣。醜悪で下劣な存在として描かれる。
やぶれざるものたち【敗れざる者たち】
沢木耕太郎によるルポルタージュ。昭和51年(1976)刊。野球選手やボクサーなど、才能に恵まれながらも栄光をつかむことのできなかったスポーツ選手たちの姿を追う。
やま‐かげ【山影】
山の姿。山の形。また、それが水面などに映ったもの。
やまのさち【山の幸】
東郷青児による壁画。京都丸物百貨店の大食堂の壁を飾ったもので、昭和11年(1936)の作品。山と丘を背景に、果物の入った籠を持つエプロン姿の二人の女性を描く。藤田嗣治による「海の幸」と対になっている。
やみのなかのしゅくさい【闇のなかの祝祭】
吉行淳之介の短編小説。昭和36年(1961)、「群像」誌に掲載。妻と愛人の女優との間で揺れる男の姿を描く。
やめるバッカス【病めるバッカス】
《原題、(イタリア)Bacchino malato》カラバッジョの絵画。カンバスに油彩。縦67センチ、横53センチ。自身が酒神バッカスに扮し、ぶどうを手に取った姿を描いた作品。ローマ、ボルゲーゼ...
やよい‐じん【弥生尽】
陰暦3月末日。春の尽きる日。《季 春》「色も香もうしろ姿や—/蕪村」
やわらかなほほ【柔らかな頰】
桐野夏生のミステリー小説。失踪した娘を捜す母親と元刑事が、事件の真相を追う姿を描く。平成11年(1999)刊行。同年、第121回直木賞受賞。平成13年(2001)テレビドラマ化。
ヤン
前川康男の児童文学作品。自身の学徒出陣の経験をもとに、戦争に翻弄される中国人少年ヤンの姿を描く。昭和42年(1967)刊行。第15回サンケイ児童出版文化賞受賞。