あい‐かた【相方】
1 一緒に物事をする人。特に、コンビ漫才などでのパートナー。相手。相棒。 2 (「敵娼」とも書く)遊里で、客から見て相手の遊女。 [補説]近年は若者を中心に、恋人や配偶者をこう呼ぶこともある。
かくし‐よね【隠し娼】
「隠し売女(ばいじょ)」に同じ。「清水町の—、百で酒肴もてなし」〈浮・置土産・四〉
がい‐しょう【街娼】
街頭で客をさそう売春婦。
こう‐しょう【公娼】
おおやけに営業を認められた売春婦。昭和21年(1946)廃止。⇔私娼。
し‐しょう【私娼】
公娼制度の認められていた時代に、公認されずに営業した売春婦。⇔公娼。
しょう【娼】
[音]ショウ(シャウ)(呉)(漢) 歌舞を演じて客を楽しませる女。また、売春をする女。「娼家・娼妓(しょうぎ)・娼婦/街娼・公娼・私娼」 [難読]敵娼(あいかた)
だん‐しょう【男娼】
男色を売る者。かげま。
はい‐しょう【廃娼】
公娼制度を廃止すること。
よね【娼】
1 遊女。女郎。「—が情の底深き」〈浄・天の網島〉 2 情人。「平家においては誰人の—さまぞ」〈浄・主馬判官盛久〉