アールエヌエー‐かんしょう【RNA干渉】
伝令RNAと相補的なRNAが細胞内に導入することにより、伝令RNAが遺伝情報を翻訳してたんぱく質を合成する過程を阻害し、遺伝子の発現を抑制すること。この現象を薬剤に応用するRNA干渉薬の研究が進...
アール‐シー‐フォー【RC4】
《Rivest's cipher 4》ストリーム暗号の一。1987年に米国のコンピューター科学者、R=リベストにより考案。無線LANのWEPやインターネットのSSL・SSHなどで用いられる。疑似...
アーンショー‐の‐ていり【アーンショーの定理】
真空中の静電界に帯電体が置かれた場合、電気力以外の外力無しでは安定したつり合いの状態を保てないという定理。静磁界と磁性体においても成り立つ。19世紀英国の牧師、数学者、サミュエル=アーンショーが...
イェスペルセン【Jens Otto Harry Jespersen】
[1860〜1943]デンマークの言語学者・英語学者。音声学・英文法などに業績がある。1928年、国際補助語ノビアル(Novial)を考案した。著「近代英文法」「文法の原理」「言語、その本質・発...
イェルムスレウ【Louis Hjelmslev】
[1899〜1965]デンマークの言語学者。コペンハーゲン学派の代表者。ソシュールの影響を受けて言語理論を発展させ、言語素論(言理学)を創始した。著「一般文法の原理」「言語理論序説」など。
いえ【家】
1 人の住むための建物。すまい。家屋。「—を建てる」 2 自分の住んでいる建物。うち。自宅。「あすは—にいます」「友人を—に招く」 3 夫婦・親子・兄弟など血縁の近いものが生活を共にする小集団。...
イエナ‐プラン【(ドイツ)Jena Plan】
ドイツの教育学者ペーターゼンが1920年代に提唱し、フリードリヒシラー大学(通称イエナ大学)付属学校で実施した学校教育。年齢や学力の程度が異なる児童でグループを構成して、さまざまな課題に取り組む...
イオン‐けんびきょう【イオン顕微鏡】
光線の代わりに高電圧で加速されたイオンビームを用いた顕微鏡。1951年に米国の物理学者E=W=ミュラーが発明した電界イオン顕微鏡が有名。陽子、ヘリウム、リチウムなどのイオンを使い、金属の原子配列...
いがくぶ‐ちいきわく【医学部地域枠】
地域医療の担い手を確保するために、大学医学部が設ける入学者選抜枠。将来、その地域で一定期間、医療に従事することを条件に、返済不要の奨学金を支給したり、入学しやすくしたりする。
イギリスけいざいし【イギリス経済史】
《原題、(ドイツ)Eine Geschichte der wirtschaftlichen Entwicklung Englands》ドイツの経済学者ルヨ=ブレンターノの著作。全3巻。1927年...