しけん‐たんすい【試験湛水】
ダムの完成後、実際に運用する前に行う試験。満水位まで貯水し、放水しながら漏水量、ダム本体の強度、周辺の山崩れなどの安全性を確認する。普通、1年ほどかかる。
しこぜんしょ【四庫全書】
清の乾隆帝の勅命で編まれた中国最大の叢書。紀昀(きいん)らを総纂官として、1781年に完成。古今の書物を集めて筆写した書(著録本)7万9070巻(巻数には異同がある)を、経・史・子・集の4部に分...
しこぜんしょかんめいもくろく【四庫全書簡明目録】
四庫全書所収の著録本の解題を集めた目録。乾隆帝の勅により于敏中(うびんちゅう)らが撰。全20巻。1774年完成。
しこぜんしょそうもくていよう【四庫全書総目提要】
四庫全書所収の著録本と書名のみを記録した存目本の解題を集成した書。乾隆帝の勅により紀昀(きいん)らが撰。全200巻。1782年完成。四庫提要。
ししゃ‐かい【試写会】
一般公開前に、特定の人々を招いて映画を試写して見せる催し。「完成披露—」
しじつがん【資治通鑑】
中国、宋代の歴史書。294巻。司馬光撰。1084年完成。周の威烈王の前403年から、後周の世宗の959年までの1362年間の君臣の事績を編年体で記したもの。名著の評高く、為政上の鑑(かがみ)と賞...
しずたに‐こう【閑谷黌】
江戸時代の岡山藩の郷学(ごうがく)。寛文8年(1668)藩主池田光政が民間子弟の教育のために、領内各地に手習い所を設置したがまもなく廃絶し、同10年閑谷に学校設立を命じ、元禄14年(1701)ま...
しぜん‐さいむ【自然債務】
債務者が自ら進んで債務を弁済すれば有効な弁済となるが、債権者からは履行を訴求できない債務。債権について消滅時効が完成し、かつ債務者が裁判上時効の援用をした場合など。
したまち‐ボブスレー【下町ボブスレー】
日本初の国産ボブスレー用そりを開発するプロジェクト。機械金属加工業の集積地として知られる東京都大田区の町工場約30社と大学・レーシングカー開発会社・流体解析ソフト開発会社が共同で、日本人の体格や...
し‐でん【紫電】
1 紫色の電光。 2 鋭い目の光。また、研ぎ澄ました刃などの鋭い光。 3 旧日本海軍の迎撃用戦闘機。昭和17年(1942)末に1号機を完成。その後、改良機の紫電改が同19年に完成し、第二次大戦末...