き‐どく【奇特】
[形動][文][ナリ]⇒きとく(奇特)
[名]神仏の持っている、超人間的な力。霊験。「宝物ぢゃと申しても—がなければ、我らごときの者の持っていらぬ物ぢゃが」〈虎清狂・鏡男〉
キャッシュ【cache】
1 宝物の隠し場所。安全な貯蔵所。 2 コンピューターで、一時的にデータを保管する場所。またそのための仕組み。→キャッシュメモリー
きゅうてい‐たいりょ【九鼎大呂】
《大呂は周の太廟(たいびょう)にある大鐘で、九鼎とともに国の重大な宝物》貴重な物、重い地位や名声などのたとえ。
こうかつ‐もの【交割物】
寺の宝物。転じて、家宝。「私の—にいたさう」〈虎明狂・鍋八撥〉
こしゃじ‐ほぞんほう【古社寺保存法】
古社寺の建造物や宝物の保存に関する事項を定めた法律。明治30年(1897)公布。昭和4年(1929)国宝保存法の制定により廃止、昭和25年(1950)には文化財保護法がそれに代わって成立。
さんしゅ‐の‐じんぎ【三種の神器】
1 歴代の天皇が皇位のしるしとして受け継いだという三つの宝物。八咫鏡(やたのかがみ)・天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)(草薙剣(くさなぎのつるぎ))・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)。みくさの...
サンマルティーノ‐しゅうどういん【サンマルティーノ修道院】
《Certosa di San Martino》イタリア南部、カンパニア州の都市ナポリにあるカルトジオ会の旧修道院。ボーメロの丘の上にあり、サンテルモ城に隣接する。14世紀、アンジュー朝カラブリ...
ざい‐ほう【財宝】
財産や宝物。財産となる価値の高い物品。宝物。「金銀—」
しきね‐の‐ふね【敷(き)寝の船】
七福神と宝物をのせた船の絵。元日または2日の夜、枕の下に敷いて寝ると、よい初夢を見るとされた。宝船。
したきり‐すずめ【舌切り雀】
日本の昔話。原型は宇治拾遺物語に「腰折れ雀」の話がみえる。心やさしい爺(じじ)のかわいがっていた雀が糊(のり)をなめたので、意地悪な婆(ばば)は怒ってその舌を切って追い出す。爺は雀の宿をたずねて...