内(うち)を出違(でちが)・う
訪問客を避けるために入れ違いに外出する。「明け暮れ稼ぎける程に、盆前、大晦日(おほつごもり)にも—・ふほどにもあらず」〈浮・五人女・二〉
え‐ぶね【家船】
《「えふね」とも》九州北西部、特に長崎県沿岸で、住居として一家族が船に乗り、漁業や行商をして生活していた漂泊漁民。
か【家】
[接尾]名詞に付く。 1 そのことに従事している人であることを表す。「咄(はなし)—」「革命—」「芸術—」「起業—」 2 そうした性向の強い人、また、そういう状態にいる人であることを表す。「愛妻...
か【家】
[音]カ(漢) ケ(呉) [訓]いえ や うち [学習漢字]2年 〈カ〉 1 人の住む建物。「家屋・家宅/人家・農家・廃家・民家・隣家」 2 血縁集団の生活の場としての家。一家。一族。「家事・...
か‐うん【家運】
一家の運命。「—を盛り返す」
か‐おく【家屋】
人が住むための建物。いえ。 [補説]地方税法では、住家・店舗・工場・倉庫その他の建物をいう。
かおくざっこう【家屋雑考】
江戸後期の住宅史概説書。5巻。沢田名垂(さわだなたり)著。天保13年(1842)の自序がある。古代からの日本住宅の変遷を記述。
かおく‐ぜい【家屋税】
家屋を課税物件として、その所有者に賦課されていた租税。昭和25年(1950)の税制改革によって市町村税の固定資産税に吸収され、時価を課税標準とする一種の財産税に変わった。
かおく‐だいちょう【家屋台帳】
家屋の現況を明らかにするために、所在・家屋番号・種類・面積・構造を登録していた公簿。昭和35年(1960)廃止され、現在は建物登記簿の表題部に表示されている。
かおくもん‐きょう【家屋文鏡】
奈良県北葛城郡河合町にある佐味田宝塚(さみだたからづか)古墳から出土した4世紀の仿製(ぼうせい)鏡。背面に、竪穴(たてあな)・高床・平屋の住居と高床倉庫の4種の家屋文様が鋳出されている。