あい‐やど【相宿】
同じ宿屋や部屋に他の客と泊まり合わせること。また、その人。同宿。
あか‐まえだれ【赤前垂れ】
主に近世、宿屋・料理屋・茶屋などの接客の女がつけた赤い前垂れ。また、それをつけた女。
あきんど‐やど【商人宿】
主に行商人を泊める宿屋。あきんどはたご。
イン【inn】
小規模のホテルや旅館。宿屋。現在ではかなり大型のホテルについてもいうことがある。
うま‐やど【馬宿】
1 駅馬・伝馬に用いる馬を用意しておく所。 2 自分の馬で旅をする人が宿に泊まるとき、その馬を宿で預かること。また、馬を預かる設備のある宿屋。
おじゃれ
《動詞「おじゃる」の命令形から。客を「おじゃれ」といって呼び込んだところから》江戸時代、宿場の宿屋で客引きや売春をした女中。おしゃらく。
おなつ‐せいじゅうろう【お夏清十郎】
姫路の宿屋但馬屋(たじまや)の娘お夏と手代の清十郎。寛文2年(1662)ごろ駆け落ちしようとして捕らえられ、清十郎は刑死、お夏は狂乱した。この事件を題材とした作品に、井原西鶴「好色五人女」、近松...
おもい‐つき【思い付き】
1 思いついたこと。ふと浮かんだ考え。「なかなかいい—だ」「—で行動されては迷惑だ」 2 いい考え。おもしろい着想。「お前の言って来て呉れた下宿屋は至極—だと思う」〈虚子・続俳諧師〉
おんせん‐やど【温泉宿】
温泉場の宿屋。
かく‐しゃ【客舎】
旅館。宿屋。きゃくしゃ。