きもいり‐やど【肝煎宿】
奉公人などの周旋を職業とする家。口入れ屋。
きょうか‐がっしゅく【強化合宿】
スポーツなどで、選手やチームの力をさらに強くするために行う合宿練習。
くじ‐やど【公事宿】
江戸時代、訴訟や裁判のために地方から江戸や大坂に出てきた人を宿泊させた宿屋。宿の主人は訴訟人の依頼をうけて訴訟行為を補佐することを公認されていた。公事人宿。出入り宿。郷宿(ごうやど)。
くら‐やど【暗宿】
「暗屋(くらや)」に同じ。
くら‐やど【蔵宿】
1 倉敷料を取って貨物を置かせる所。 2 江戸時代、浅草の幕府の米蔵付近に住んだ札差(ふださし)。 3 大坂の納め宿の異称。
くるま‐やど【車宿】
車夫を雇っておき、人力車や荷車で運送することを業とする家。車屋。
げ‐しゅく【下宿】
[名](スル) 1 ある期間、あらかじめ契約を結んで部屋を借り、部屋代・食費などを払って居住すること。また、その家。「大学の近くに—する」 2 宿泊費の安い下等な旅館。安宿。したやど。
こそこそ‐やど【こそこそ宿】
男女が密会に使う宿。また、ひそかに売春婦などを置く宿。あいまい宿。「—のなさけ事」〈浄・五枚羽子板〉
こども‐やど【子供宿】
「子供屋1」に同じ。「島原の揚屋、四条の—」〈浮・胸算用・三〉
こ‐やど【小宿】
1 小さな宿。ちょっと泊まる宿。 2 江戸時代、奉公人が暇をとったときに身を寄せる宿。男女が密会に使ったり、時には、私娼も置いたりした。中宿(なかやど)。出合い宿。「おのが心まかせの男狂ひ、—を...