かめ‐やま【亀山】
京都市右京区の嵯峨にある山。大堰(おおい)川に臨み、嵐山に対する。嵯峨天皇・後嵯峨天皇・亀山上皇の離宮の亀山殿があった。 三重県北部の市。もと東海道の宿場町、石川氏の城下町。緑茶・紅茶や美術...
かや‐かや
[副] 1 「がやがや」に同じ。「御随身ども—と言ふを制し給ひて」〈源・宿木〉 2 声高に笑う声を表す語。からから。「折々大きやかなる声で—と笑って」〈滑・浮世床・二〉
かや・す【返す】
[動サ五(四)]「かえす」の音変化。中世以降の語。現代では関西・北陸地方の方言。「ただで—・したらつまらん」〈水上・大阪の宿〉
か・ゆ【換ゆ/替ゆ/代ゆ/易ゆ】
[動ヤ下二]《「か(換)う」が、中世以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「かゆる」となる例が多い》「か(換・替・代)える」に同じ。「先(せん)にうったる宿札—・ゆる法はなけれども」〈浄・嫗山姥〉
から‐じり【軽尻/空尻】
《「からしり」とも》 1 江戸時代、宿駅で旅人を乗せるのに使われた駄馬。人を乗せる場合は手荷物を5貫目(18.8キロ)まで、人を乗せない場合は本馬(ほんま)の半分にあたる20貫目まで荷物を積むこ...
からすき‐ぼし【唐鋤星】
二十八宿の一、参宿(しんしゅく)の和名。星の配置を唐鋤に見立てた名。→参(しん)
かり‐いお【仮庵/仮廬】
仮に作ったいおり。旅先などでの仮の宿り。かりお。「秋の野のみ草刈り葺(ふ)き宿れりし宇治の京(みやこ)の—し思ほゆ」〈万・七〉
かり‐くら・す【狩り暮らす】
[動サ四]狩猟をして1日を送る。「—・し織女(たなばたつめ)に宿借らむ天の川原に我はきにけり」〈古今・羇旅〉
かり‐ごろも【狩衣】
[名]狩りのときの服。かりぎぬ。「秋の野の露わけきたる—葎(むぐら)しげれる宿にかこつな」〈源・手習〉 [枕]「裁つ」「着る」「掛く」「裾」「紐(ひも)」の縁から、あるいは乱れたり傷んだりす...
かり‐ね【仮寝】
[名](スル) 1 仮にしばらく寝ること。また、うたた寝すること。かりそめぶし。「休憩室で一時間ほど—する」 2 旅に出て泊まること。旅寝。また、野宿。「—する夜のまの露に濡(そぼ)ちつつ一人朝...