しゅくば‐まち【宿場町】
宿場を中心に街道沿いに発展した町。多く、中世以来の宿駅が帯状に発達した。
しゅく‐びょう【宿病】
「宿痾(しゅくあ)」に同じ。
しゅく‐ぼう【宿坊/宿房】
1 他寺の僧や参詣人が泊まる、寺の宿舎。宿院。 2 寺院で、僧の住まいとなっている建物。僧坊。 3 潔斎のために神官がこもる建物。斎殿(いみどの)。 4 檀徒が、自分の所属する寺または住持をさし...
しゅく‐ぼう【宿望】
前々からの望み。かねてからの念願。宿志。宿願。しゅくもう。「—を遂げる」
しゅく‐みょう【宿命】
1 仏語。前世における善悪・苦楽などの状態。 2 ⇒しゅくめい(宿命)
しゅく‐めい【宿命】
生まれる前の世から定まっている人間の運命。宿運。しゅくみょう。「海に生きる—にある」「つらい—を負う」 [補説]書名別項。→宿命
しゅく‐もう【宿望】
「しゅくぼう(宿望)」に同じ。「某(それがし)儀明日年来の—相達(あいたっし)候て」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書〉
しゅく‐やくにん【宿役人】
江戸時代、五街道などの宿駅で、人馬継ぎ立てや休泊などの業務に従事した役人。
しゅく‐りょう【宿料】
宿泊料。やどちん。
しゅく‐ろう【宿老】
1 年老いて経験を積んだ老巧な人。耆宿(きしゅく)。「財界の—」 2 武家の重臣。鎌倉・室町幕府の評定衆(ひょうじょうしゅう)・引付衆(ひきつけしゅう)や、江戸幕府の老中、諸大名の家老など。 3...