より‐ぼう【寄(り)棒】
寄り道具の一。刃物を払い落としたり、たたき伏せたりするのに用いる棒。
より‐み【寄(り)身】
相撲で、四つに組んで自分の体を相手につけ、前へ寄り進むこと。
より‐みち【寄(り)道】
[名](スル)目的地へ行く途中で、他の所へ立ち寄ること。また、回り道して立ち寄ること。「—して帰る」
より‐め【寄(り)目】
1 左右のひとみが内側に寄っていること。また、その目。内斜視の俗称。 2 文楽人形で、はめ込みになっている両眼球を、中央に寄せたり、左右に動かしたりできる仕掛けのある目。
より‐も【寄り藻】
岸に流れ寄った海草。「これは磯辺(いそべ)に—かく海士(あま)の捨て草」〈謡・松風〉
より‐より【寄り寄り/度度/時時】
[副]《「より(度)」を重ねたもの》ときどき。ときおり。「彼等は—秘密に相語らい」〈秋声・縮図〉