ね・す【寝す】
[動サ下二]「ねせる」の文語形。
ね‐すがた【寝姿】
寝ている姿。「あられもない—」
ね‐す・ぎる【寝過ぎる】
[動ガ上一][文]ねす・ぐ[ガ上二] 1 いつもより時間を長く寝てしまう。「—・ぎて頭がぼんやりする」 2 「寝過ごす」に同じ。「—・ぎて列車に遅れる」
ね‐すぐ・す【寝過ぐす】
[動サ四]「寝過ごす」に同じ。「恐ろしと思ひ明かし給ひける名残りに—・して」〈源・野分〉
ね‐すご・す【寝過ごす】
[動サ五(四)]起きる予定の時刻が過ぎても寝ている。「—・して遅刻する」
ね‐す・む【寝住む】
[動マ四]ずっと一緒に暮らす。「年を経て君をのみこそ—・みつれ異腹(ことはら)にやは子をばうむべき」〈拾遺・物名〉
ねせ‐つ・ける【寝せ付ける】
[動カ下一][文]ねせつ・く[カ下二]「寝かし付ける」に同じ。「むずかる子を—・ける」
ね・せる【寝せる】
[動サ下一][文]ね・す[サ下二]寝るようにする。寝かす。「赤ん坊を—・せる」
ね‐そび・れる【寝そびれる】
[動ラ下一][文]ねそび・る[ラ下二]寝る時機を失って眠れなくなる。寝そこなう。「長電話のせいで—・れてしまった」
ね‐そべ・る【寝そべる】
[動ラ五(四)]横になったり腹ばいになったりして、ゆったりとからだを伸ばす。「床に—・る」