ね‐ころが・る【寝転がる】
[動ラ五(四)]「寝転ぶ」に同じ。「畳に—・って新聞を読む」
ね‐ころ・ぶ【寝転ぶ】
[動バ五(四)]ごろりとからだを横にする。むぞうさに横になる。ねころがる。「芝生(しばふ)に—・んで空を見る」
ね‐ご・い【寝濃い】
[形][文]ねご・し[ク]《中世・近世語》ねぼうである。いぎたない。「頻(しき)りにおとづるるに—・い八千代さへ目覚めて」〈浮・一代男・七〉
ね‐ごえ【寝声】
1 邦楽などで、歌を長くうたわなかったために悪くなった声。 2 眠そうな声。ねぼけ声。「番の者—にて女一人と答へて」〈浮・男色大鑑・六〉
ねごえ【寝声】
狂言「寝音曲(ねおんぎょく)」のこと。
ね‐ごこち【寝心地】
寝ているときの気分。ねごころ。「—のいいベッド」
ね‐ごころ【寝心】
「寝心地」に同じ。「ああ、—の好(い)い思いをしたのは、その晩切(きり)さ」〈鏡花・歌行灯〉
ね‐ござ【寝茣蓙】
敷いて寝るのに用いるござ。《季 夏》
ね‐ごし【寝越し】
前もって寝ておくこと。寝だめ。
ね‐ごと【寝言】
1 眠っている間に無意識に発する言葉。 2 訳のわからない言葉。ばかばかしい言い分。たわごと。「そんな—を並べたって始まらない」