そん‐らい【尊来】
他人を敬って、その来訪をいう語。光来。
そん‐らん【尊覧】
他人を敬って、その人が見ることをいう語。高覧。
そん‐りょ【尊慮】
他人を敬って、その考えをいう語。お考え。尊意。「願くは此の后(のち)は、少しく—を、止(とど)められんことを」〈竜渓・経国美談〉
そん‐りょう【尊霊】
故人の霊魂を敬っていう語。みたま。そんれい。
そん‐れい【尊霊】
⇒そんりょう(尊霊)
そん‐ろう【尊老】
老人を敬っていう語。
そん‐わ【尊話】
他人を敬って、その人のする話をいう語。
たっと・い【尊い/貴い】
[形][文]たっと・し[ク]《「たふとし」の音変化。やや古風な語》「とうとい」に同じ。「—・い教え」「嫂(あによめ)の贈物が…彼には—・かった」〈漱石・それから〉 [派生]たっとさ[名]
たっと・ぶ【尊ぶ/貴ぶ】
[動バ五(四)]《「たふとぶ」の音変化》「とうとぶ」に同じ。「人の命を—・ぶ」
たっと・む【尊む/貴む】
[動マ五(四)]《「たふとむ」の音変化》「とうとぶ」に同じ。「自分の芸術的良心を計る物差しとして—・みたいと思った」〈芥川・戯作三昧〉