かわ‐しんじゅがい【川真珠貝】
カワシンジュガイ科の二枚貝。渓流の小石の間に斜めに突き出す。貝殻は横長の卵形で、殻長7センチくらい。殻表は黒褐色、内面は真珠光沢が強く、養殖真珠の母貝に用いる。本州の日本海側と北海道に分布。たちがい。
かわら‐ばった【河原蝗虫】
バッタ科の昆虫。体長2.5〜3.5センチ。河原にすみ、体は青みを帯びた灰色で、小石の色に似る。後ろ翅(ばね)は青色で、飛ぶとよく目立つ。
が‐れき【瓦礫】
1 かわらと小石。破壊された建造物の破片など。「—の山と化す」 2 値うちのないもの、つまらないもののたとえ。「風流才子復た—の訳書を待たず」〈織田訳・花柳春話〉
きき‐すま・す【聞(き)澄ます】
[動サ五(四)]心を落ち着けてよく聞く。耳をすまして聞く。「目を閉(つぶ)って、足許(あしもと)の小石を揺(ゆす)る急流の響を—・していると」〈荷風・ふらんす物語〉
きょう‐いし【経石】
小石に経文を記したもの。一字一石のものが多いが、多字一石経もある。土中に埋めて追善や祈願を行う。きょうせき。
キリシタン‐やしき【キリシタン屋敷】
江戸小石川茗荷谷(東京都文京区)にあった、転びバテレンらを収容した牢獄。正保3年(1646)宗門改役(しゅうもんあらためやく)であった大目付井上政重の下屋敷に設置。寛政4年(1792)廃止。山屋敷。
け‐おと・す【蹴落(と)す】
[動サ五(四)] 1 足でけって落とす。「崖から小石を—・す」 2 自分がのしあがるために、すでにその地位にある者や競争相手をおしのけてのぞく。「同僚を—・して出世する」
こいしかわゆきのあした【礫川雪ノ且】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の文京区小石川付近の料亭から富士山を眺めつつ、雪見酒を楽しむ人々を描く。
こいしかわ‐ようじょうしょ【小石川養生所】
享保7年(1722)8代将軍徳川吉宗の命により、江戸小石川薬園内に設立された、貧窮民のための療養施設。
こう‐かく【磽确/墝埆】
《慣用読みで「ぎょうかく」とも》 [名・形動]小石などが多く、地味がやせた土地。また、そのようなさま。「固より痩土—にして耕作に便ならざれば」〈新聞雑誌五一〉 [ト・タル][文][形動タリ]...