こ‐ざしき【小座敷】
1 小さい座敷。 2 母屋に続けて外へ建て出した部屋。はなちいで。 3 四畳半より狭い茶室。一畳半から四畳までをいう。
こざつま‐ぶし【小薩摩節】
江戸浄瑠璃の一派。小薩摩の始めた浄瑠璃節。
こ‐ざね【小札/小実】
鎧(よろい)の札(さね)の小さいもの。室町時代に作られた、従来より小形の札をいう。江戸時代以後は札の総称。
こざね‐くさずり【小札草摺】
小札で作った近世の草摺。
こ‐ざむらい【小侍】
1 年の若い武士。また、身分の低い武士。こさぶらい。「—の十二、三ばかりなるがあるを召し出でて」〈宇治拾遺・一〉 2 「小侍所」の略。また、そこに属する武士。
こさぶらい‐どころ【小侍所】
⇒こざむらいどころ
こざむらい‐どころ【小侍所】
1 鎌倉幕府の職名。幕府に宿直し、将軍に随行して警護に当たる役。承久元年(1219)設置。長官(別当)には北条氏一族を任じた。 2 室町幕府の職名。1に倣って設けられたもの。長官は所司とよぶ。
こ‐ざら【小皿】
小さい皿。てしお皿。
こざらし‐あみ【小晒し網】
魚網の一。イワシを捕るのに用いる、長い帯状の刺し網。
こ‐ざる【小猿/子猿】
1 小さな猿。また、猿の子。 2 「小猿鉤」の略。