しょう‐せんじ【小宣旨】
⇒こせんじ
こ‐ぜい【小勢】
[名・形動] 1 少ない人数。また、そのさま。⇔大勢(おおぜい)。「—な人数には広過ぎる古い家が」〈漱石・こゝろ〉 2 少ない勢力。わずかな軍勢。「わづかに千人に足らぬ—にて」〈太平記・七〉
こ‐ぜき【小関】
敵の出入りを防ぐ小さい関所。「大関—ほりきって」〈平家・四〉
こぜき【小関】
岐阜県不破郡関ヶ原町の地名。不破関(ふわのせき)に付属する関があった。関ヶ原の戦いで、石田三成の本陣が置かれた所。
こ‐ぜに【小銭】
1 細かいお金。少額の金銭。「—入れ」 2 高額ではないが、ちょっとまとまったお金。「こつこつと—をためる」
こぜに‐いれ【小銭入れ】
少額のお金を入れるための財布。主に硬貨を入れて使うものをいう。
こ‐ぜりあい【小競(り)合い】
1 小部隊どうしの戦闘。小規模の戦闘。 2 小さなもめごと。ごたごた。「遺産をめぐる—」 3 取引市場で、相場に大した変動のないこと。小口売買の競り合い。
こ‐ぜわし・い【小忙しい】
[形][文]こぜは・し[シク]なんとなくせわしい。「—・く走り回る」 [派生]こぜわしげ[形動]こぜわしさ[名]
こ‐そうじ【小障子】
小形の衝立(ついたて)。こしょうじ。「簀(す)の子の中の程に立てたる—の」〈源・帚木〉
こ‐そで【小袖】
1 現在の和服のもととなった、袖口の小さく縫いつまっている衣服。平安末期ごろは貴族が装束の下に着る白絹の下着であったが、鎌倉時代になると一般に袖に丸みをつけて数枚を重ね着しはじめ、しだいに上着の...