すんしゅうえじり【駿州江尻】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。江尻は現在の静岡市清水区付近。富士山の姿と、強い風に煽(あお)られて旅人たちの懐紙や笠が舞い上がった瞬間を捉えた作品。
せ‐じり【瀬尻】
瀬の終わるところ。また、瀬の終わりの、淵(ふち)などになろうとするところ。⇔瀬頭。
だい‐じり【台尻】
小銃の銃床の下部の、肩に当てる幅の広い部分。
だん‐じり【檀尻/車楽】
1 祭礼の際の練り物の一。車のついた屋根つきの屋台で、中で囃子(はやし)物をしながら引き回す。主として関西以西の語で、関東では山車(だし)という。 2 歌舞伎下座音楽の一。双盤と大太鼓ではやすも...
ちょう‐じり【帳尻】
帳簿の記載の最後のところ。また、収支の最終的計算。「—をごまかす」
つき‐じり【月尻】
月の終わり。げつまつ。つきずえ。⇔月頭(つきがしら)。
つつ‐じり【筒尻】
1 筒の末端部。 2 鉄砲の後部。
で‐じり【出尻】
「でっちり」に同じ。
でっ‐ちり【出っ尻】
《「でじり」の音変化》しりが突き出ていること。また、その尻やその人。
どん‐じり【どん尻】
いちばん最後。どんじまい。