きょくしょせい‐ジストニア【局所性ジストニア】
ジストニアのうち、まぶた・首・手・指・喉頭など体の一部分にだけ症状が現れるもの。眼瞼痙攣(がんけんけいれん)・痙性斜頸・書痙など。音楽家の手指や唇、歌手の喉頭や声帯などにも発症する。→全身性ジストニア
きょくしょ‐せん【局所戦】
限られた地域での争い、また、限られた一部分についての争い。「碁盤の右上隅での—」「法案上程に向け、各段階での—を重ねる」
きょくしょ‐たかんしょう【局所多汗症】
手のひら・足の裏・脇の下・頭などに異常なほど大量の汗をかく状態。不安・ストレス・興奮・恐怖を感じたり、酸味や辛みの強いものを摂取したときなどに起こる。
きょくしょ‐でんち【局所電池】
⇒局部電池
きょくしょ‐へんすう【局所変数】
⇒ローカル変数
きょくしょ‐ますい【局所麻酔】
手術を行う部分に麻酔を行うこと。感覚神経の走路をコカインなどの薬剤で遮断し、そこから先を麻痺(まひ)させるもの。意識は失われない。局部麻酔。→全身麻酔
きょく・する【局する】
[動サ変][文]きょく・す[サ変]範囲を制限する。限る。「其文化—・して海内に布くを得ず」〈西周・明六雑誌一〉
きょく‐せい【局勢】
1 時局の情勢。 2 囲碁・将棋などの局面の形勢。
きょく‐せき【跼蹐/局蹐】
[名](スル)「跼天蹐地(きょくてんせきち)」の略。「底のない道義の卮(さかずき)を抱いて、路頭に—している」〈漱石・虞美人草〉
きょく‐そく【局促/局趣】
[名](スル)かがまること。小さくちぢこまること。 [ト・タル][文][形動タリ]度量のきわめて小さいさま。「あたかもわが—たるをあざけるに似たり」〈藤村・春〉