かけ‐ぢゃや【掛(け)茶屋】
路傍や公園などによしずを差し掛けて腰掛けを置き、通行人を相手に茶や菓子を供する茶屋。腰掛け茶屋。
かけ‐や【掛屋/懸屋】
江戸時代、幕府・諸藩の公金出納を扱った商人。諸藩の掛屋は蔵物の売却代金を江戸屋敷や国もとに送金したり、金融を引き受けたりした。銀掛屋。
かげま‐ぢゃや【陰間茶屋】
江戸時代、陰間を世話し、主として男色を売った茶屋。子供茶屋。
かこい‐や【囲い屋】
ホームレスなどの生活困窮者に住居や食事を提供する代わりに生活保護を申請させ、支給された生活保護費の大半を収奪する悪徳業者。貧困ビジネスの一つ。
かご‐や【籠屋】
籠を製造・販売する人。また、その店。
かご‐や【駕籠屋】
1 「駕籠舁(か)き」に同じ。 2 駕籠かきを置き、客の求めに応じて駕籠を仕立てる家。また、それを営む人。
かさ‐や【傘屋/笠屋】
傘または笠を作ったり、売ったりする人。また、その店。
かざり‐や【飾り屋/錺り屋】
「飾り職」に同じ。
かしき‐や【炊き屋】
「炊(かし)き殿」に同じ。
かしほん‐や【貸(し)本屋】
料金を取って本を貸し出す職業。また、その人。