はなれ‐や【離れ家】
1 人里から離れた一軒家。ひとつや。 2 (「離れ屋」とも書く)母屋と同じ敷地内に、別棟に建てられている家。
はにかみ‐や【はにかみ屋】
すぐにはにかむ人。恥ずかしがり屋。
はにゅう‐の‐おや【埴生の小屋】
「はにゅうのこや」に同じ。「彼方(をちかた)の—に小雨降り床さへ濡れぬ身に添へ我妹(わぎも)」〈万・二六八三〉
はにゅう‐の‐こや【埴生の小屋】
土の上にむしろを敷いて寝るような粗末な小屋。また、赤土を塗ってつくった小屋ともいう。みすぼらしい家。賤(しず)が伏屋(ふせや)。はにゅうのやど。はにゅうのおや。「旅の空—のいぶせさに故郷(ふるさ...
はま‐なや【浜納屋】
大坂で、河岸に設けた物置小屋。「大和橋の—借っての出店も」〈浄・生玉心中〉
はりま‐や【播磨屋】
歌舞伎俳優の屋号。初世中村歌六が用いて以来その系統の屋号であったが、現在は分家筋の中村吉右衛門およびその一門が用いている。
はん‐や【版屋/板屋】
版木を彫ることを職業とする人。また、その店。版木屋。
ばた‐や【ばた屋】
ごみ箱や道路上で紙くず・ぼろ・金物などの廃品を回収して生活する人。
ばった‐や【ばった屋】
正規のルートを通さずに仕入れた品物を安値で売る商人。また、その店。 [補説]ふつう「バッタ屋」と書く。
ばん‐ごや【番小屋】
1 見張りの番人がいる小屋。 2 江戸時代、江戸の町の自身番の詰め所。各町の町人が、交代で夜番をした。番屋。