さん‐じょう【山城】
山に築いた城。やまじろ。
やましろ【山城】
旧国名の一。五畿に属し、現在の京都府南東部にあたる。古くは「山背」と書いた。城州。
やましろ‐の【山城の/山背の】
[枕]山城国鳥羽の地の意から、「とは」にかかる。「—とはにあひ見む」〈古今・恋四〉
やましろ‐の‐くに【山城国】
⇒山城
やましろ‐の‐くにいっき【山城国一揆】
文明17年(1485)山城南部で国人(こくじん)・地侍(じざむらい)らが中心となって起こした一揆。抗争を続ける畠山政長と義就の両軍を撤退させ、以後8年間、守護による支配を排除し、自治を行った。
やましろ‐もの【山城物】
山城の刀工が鍛えた刀の総称。三条・粟田口(あわたぐち)・来(らい)などの流派が有名。京物。
やま‐じろ【山城】
山に築いた城。→平城(ひらじろ)