シュードタキライト【pseudotachylite】
《偽(pseudo)+タキライト(tachylite)》断層によって発生した摩擦熱で岩石の一部が溶融し、岩脈として再固結したもの。名称は、タキライトという火山ガラスに類似することに由来する。偽玄...
しょうげき‐せきえい【衝撃石英】
隕石の衝突孔付近に見られる石英。衝突地点の岩石に含まれていた物質が高温・高圧により溶融・飛散することで生成し、特徴的な縞状の構造が見られる。
しょう‐どう【晶洞】
岩石・鉱脈などの内部の空洞。内壁にはしばしば自形(じけい)の結晶が群生している。晶簇(しょうぞく)。
しょくぶつ‐がん【植物岩】
生物岩の一。植物が堆積し、石化してできた岩石。石炭・珪藻土(けいそうど)など。
しん‐しょく【浸食/浸蝕】
[名](スル)流水・雨水・海水・風・氷河などが地表の岩石や土壌を削り取ること。また、その作用。「波が岩を—する」 [補説]「侵食」とも書く。
しんじゅ‐がん【真珠岩】
多数の同心球状または渦巻き状の割れ目をもつ、ガラス状に固まった流紋岩質の岩石。パーライト。
しん‐だいさんけい【新第三系】
新第三紀に形成された地層や岩石。
じ‐しん【地震】
地球内部の急激な変動による振動が四方に伝わり大地が揺れる現象。地殻や上部マントルに蓄積された歪みエネルギーが限度を超えると岩石が破壊され、弾性振動となって放出されて起こる。地震そのものの規模をマ...
じゃかい‐がん【蛇灰岩】
白色の方解石と暗緑色の蛇紋石とからなる岩石。美しい縞模様をしたものは、飾り石にしたり壁や床にはったりする。
じゃもん‐がん【蛇紋岩】
蛇紋石を主成分とする岩石。暗緑色ないし緑色で、すべすべした感じがある。橄欖岩(かんらんがん)や輝岩が変質してできる。肥料の原料、装飾石材とする。