だいさん‐けい【第三系】
第三紀に形成された地層や岩石。日本ではこの地層の分布が広く、石炭・石油・金属鉱床に富む。第三紀層。
だいよん‐けい【第四系】
第四紀に形成された地層や岩石。
だいり‐せき【大理石】
石灰岩が変成作用を受けてできた粗粒の方解石からなる岩石。結晶質石灰岩。また、美しい石灰岩も総称し、建築・装飾用の石材として用いる。中国雲南省大理から産するものが有名であったところからの名。マーブル。
だん‐そう【断層】
1 地層や岩石が割れ目を生じ、それを境にして両側に食い違いを生じているもの。また、その割れ目。 2 意見や考え方などの大きなずれや食い違い。「世代間の—」
だんそう‐かくれき【断層角礫】
断層の形成に伴い、岩石が破砕されて生じた角張った礫岩。
だんそう‐ガウジ【断層ガウジ】
《fault gouge》断層の運動によって岩石が破砕され、粘土のように粒径が小さくなった部分。
だんそう‐ねんど【断層粘土】
断層面に沿って岩石が細かに砕かれ、粘土状になったもの。
ち‐かく【地殻】
地球の表層部。モホロビチッチ不連続面までの部分。大陸地域では厚さが平均35キロあり、上部は花崗岩(かこうがん)質岩石、下部は玄武岩質岩石からなる。海洋地域では厚さ5〜10キロで、玄武岩質岩石からなる。
ちかく‐ねつりゅうりょう【地殻熱流量】
地球内部から地表へ流れ出る熱量。地温勾配とそこの岩石の熱伝導率との積で求められ、平均値は1平方メートル当たり約69ミリワット。熱流量。
ちか‐すい【地下水】
地中の土砂や岩石のすきま・割れ目などに存在する水。自由地下水と被圧地下水とがある。