みの‐がい【蓑貝】
ミノガイ科の二枚貝。海岸の岩石に足糸で固着する。貝殻は卵円形で、殻長約8センチ。殻表は純白で太い放射状の肋(ろく)があり、肋上に鱗片(りんぺん)状の突起が並ぶ。本州中部以南に分布。
メソスフェア【mesosphere】
地球内部のマントル下部の層。アセノスフェアと外核の間の、深さ数百キロメートルから2900キロメートルをさす。高温高圧の固体の岩石からなり、流動性が低く、力学的には剛体とみなされる。
メトネ【Methone】
土星の第32衛星。2004年に発見。名の由来はギリシャ神話の巨人の娘。非常に小さく直径は3キロに満たない。公転軌道上の前後に細かい岩石が連なって、メトネとともに弧を描き、土星の不完全な輪を形成し...
メルビル‐はんとう【メルビル半島】
《Melville Peninsula》カナダ、ヌナブト準州東部を占める半島。北方に突出し、バフィン島とはファリーアンドヘクラ海峡で隔てられる。先カンブリア時代の岩石とツンドラが広がり、先住民イ...
モンゾニ‐がん【モンゾニ岩】
《monzonite》深成岩の一。斜長石とカリ長石とをほぼ等量含み、黒雲母(くろうんも)・角閃石(かくせんせき)・輝石などからなる完晶質の粗粒の岩石。閃長岩と閃緑岩の中間の性質を示す。
やま‐きん【山金】
岩石中の自然金。→砂金
やま‐くずれ【山崩れ】
[名](スル)山地の斜面をなす岩石や岩片が、突発的に崩れ落ちる現象。長雨・豪雨のほか、地震・火山爆発などによって起こる。
ゆうせつがた‐かざんでいりゅう【融雪型火山泥流】
雪が積もった火山で、噴火に伴う火砕流などの熱によって雪が融けて大量の水が発生し、土砂や岩石を巻き込みながら、高速で斜面を一気に流れ下る現象。火口から遠方まで広範囲に到達し、大きな被害を引き起こす...
よう‐がん【溶岩/熔岩】
地下のマグマが溶融状態で地表の火口から噴き出しているもの。また、それが冷却・固結して生じた岩石。
ようけつ‐ぎょうかいがん【溶結凝灰岩】
高温の火山灰が大量に堆積し、その重さと高温のために圧縮されて粒子の一部が溶けてくっつき合い、溶岩状になった岩石。柱状節理の発達したものが北海道の層雲峡、宮崎県の高千穂峡などにみられる。