しゅん【峻】
[人名用漢字] [音]シュン(呉)(漢) 1 山が高くけわしい。「峻険/急峻・険峻」 2 非常に厳しい。「峻拒・峻烈」 [名のり]たか・たかし・ちか・とし・みち・みね
しゅん‐がく【峻岳】
高くて険しい山。
しゅん‐きょ【峻拒】
[名](スル)きっぱりと拒むこと。厳しい態度で断ること。「立候補の要請を—された」
しゅん‐けん【峻険/峻嶮】
[名・形動] 1 山などの高く険しいこと。また、そのさま。「—な山並み」 2 態度などがきびしくて、近寄りがたいこと。また、そのさま。「—な老学者」
しゅん‐げざい【峻下剤】
下剤のうち、作用の強いもの。→緩下剤(かんげざい)
しゅん‐げん【峻厳】
[名・形動]非常にきびしいこと。また、そのさま。「—な態度で臨む」
しゅん‐こく【峻酷/峻刻】
[名・形動]非常に厳しく、情けも容赦もないこと。また、そのさま。「小江(さざえ)は甲斐から—に調べられた」〈志賀・赤西蠣太〉
しゅん‐しょう【峻峭】
[形動][文][ナリ] 1 山などが高くけわしいさま。「—な鋭峰」 2 きびしいさま。また、けだかくすぐれているさま。「禅の機鋒は—なもので」〈漱石・吾輩は猫である〉
しゅん‐ばつ【峻抜】
[名・形動]山などが高くそびえていること。転じて、他よりとびぬけてすぐれていること。また、そのさま。「統率力の—な人」
しゅん‐ぱん【峻坂】
険しい坂。険坂。