えちぜん‐かいがん【越前海岸】
福井県中部、敦賀(つるが)市杉津(すいづ)から坂井市三国町安島の東尋坊に至る海岸。敦賀市から福井市西部にかけて海岸段丘と海食による断崖が続く。中心は越前岬で、岬付近にはスイセンが自生する。越前加...
エトルタ【Étretat】
フランス北西部、ノルマンディー地方、セーヌ‐マリチーム県、ルアーブル近郊にあるイギリス海峡に臨む町。画家クールベやモネにより描かれた断崖の景観で知られるほか、推理小説家モーリス=ルブランの邸宅が...
エンゼル‐ひょうが【エンゼル氷河】
《Angel Glacier》カナダ、アルバータ州西部にある氷河。ジャスパー国立公園内、標高3000メートル級のエディスキャベル山の北斜面を流れる。名称は、急峻な断崖から流れる様子が、翼を広げた...
エールグリュ‐だんがい【エールグリュ断崖】
《Ērgļu klintis》ラトビア、ビゼメ地方の町ツェーシス北郊にある断崖。ガウヤ川沿いに約1キロメートルの断崖が続いており、緑豊かな自然景観で知られる。
おう‐しゃ【横斜】
[名](スル)横に傾いていること。斜め。「崖(がけ)の—した樹木」〈野上・真知子〉
おおかま‐ざき【大釜崎】
岩手県東部、陸中海岸中部にある岬。船越半島の東南にあり、突端は高さ150メートルの断崖。名の由来は釜の煮えたぎるような海鳴りがすることから。おおかまさき。
おおくずれ‐かいがん【大崩海岸】
静岡県中央部、静岡・焼津(やいづ)市境の駿河湾に望む海岸。約4キロメートル、高さ50〜100メートル。急傾斜の海食崖のため「東海の親不知(おやしらず)」といわれる。富士山を望む景勝地。
おおすぎ‐だに【大杉谷】
三重県中西部、大台ヶ原山を源流とする宮川の上流の峡谷。急崖と滝が多い。多雨地域。
おお‐ひめぐも【大姫蜘蛛】
ヒメグモ科のクモ。体長4〜8ミリ。腹部は球形に近く、褐・白・黒・緑・黄色などの複雑な模様で、変異が多い。家の中や野外の崖下などに不規則な網を張る。
おおや‐の‐せきぶつ【大谷の石仏】
宇都宮市大谷町の天台宗大谷寺にある磨崖仏(まがいぶつ)。千手観音・阿弥陀三尊像などで、多くは平安時代、一部は鎌倉初期の作とされる。