ほ‐かげ【帆影】
遠くに見える船の帆。
ほ‐かぜ【帆風】
1 船の進行方向に向かって吹く風。追い風。順風。 2 時を得た勢い。はぶり。「近代、大神(おほみわ)氏に—を取られて」〈著聞集・六〉
ほ‐がかり【帆掛(か)り】
和船で、船体各部材の寸法を、帆の一反を単位として割り出していく方法。
ほ‐げた【帆桁】
帆を張るために帆柱の上に横に渡した用材。帆柱上部に固定したものと、帆とともに上下するものとがある。
ほ‐ざ【帆座】
南天の大星座。4月上旬の午後8時ごろ南中。南天低く見え、天の川の中にある。アルゴ座を4分割したうちの一。学名(ラテン)Vela
ほ‐じるし【帆印】
船の帆に入れた、所有者などを明示する印。
ほ‐たて【帆立】
「帆立貝」の略。
ほたて‐がい【帆立貝】
イタヤガイ科の二枚貝。浅海に多く、殻長約20センチ。貝殻は円形に近い扇形で、殻頂は耳状に広がる。殻表に放射肋(ほうしゃろく)があり、左殻はやや平らで赤褐色、右殻はやや膨らみ白色。殻を帆のように立...
ほ‐だな【帆棚】
和船で、帆柱を立て帆の操作を行う場所。
ほ‐づつ【帆筒】
和船で、帆柱の受け柱。筒。