て‐ちょう【手帳/手帖】
いつも手もとに置いて、心覚えのためにさまざまの事柄を記入する小形の帳面。「生徒—」「母子—」
てんぐ‐じょう【天具帖/典具帖】
楮(こうぞ)の良質の繊維で作った薄くて柔らかい和紙。貴重品の包み紙、木版の版下などに利用。江戸時代に美濃の郡上(ぐじょう)郡で漉(す)かれ、現在は高知県の特産。天具帖紙。
でんし‐システムてちょう【電子システム手帳】
⇒電子手帳
でんし‐てちょう【電子手帳】
電卓機能を拡張した文書作成機能と記憶部を備えた手帳大のコンピューター。スケジュール・住所などの管理のほか、ICカードを用いて辞典類としても利用できる。商標名。
とときはんすいじけんちょう【十時半睡事件帖】
白石一郎による時代小説のシリーズ。昭和49年(1974)から平成15年(2003)にかけて複数の雑誌で断続的に発表された。江戸時代の福岡藩を舞台に、総目付の十時半睡が大小の事件に取り組むさまを描...
とりもの‐ちょう【捕(り)物帳】
《江戸時代、目明かしなどの捕り物についての覚え書き帳の意から》犯罪事件を題材とした、時代物の推理小説。「半七—」
なるとひちょう【鳴門秘帖】
吉川英治による長編の娯楽小説。大正15年(1926)から昭和2年(1927)にかけて大阪毎日新聞に連載。著者による大衆小説の初期の代表作で、連載中に映画化されるなど、人気を博した。
におうみや‐さんじょう【匂宮三帖】
源氏物語54帖のうち、匂宮・紅梅・竹河の3帖。光源氏の死後の物語で、宇治十帖とよばれる10帖につながる部分。
ねた‐ちょう【ねた帳/ねた帖】
1 漫才師などが出し物として披露する芸や漫談のメモ。また、仕事上の企画やアイデアなどを書き留めたメモ。 2 寄席の楽屋に置かれる帳面。興行日ごとの出演者および落語の演目を記録するもの。落語家はこ...
ねんきん‐てちょう【年金手帳】
公的年金の加入者に交付されていた手帳。基礎年金番号や年金に初めて加入した年月日などが記載されており、国民年金と厚生年金の切り替えや、年金の請求手続きなどに使用された。 [補説]平成9年(1997...