ほん‐いん【本院】
1 主となる院。分院に対していう。 2 この院。 3 上皇または法皇が同時に二人以上ある場合、その中の第一の人。新院・中院に対していう。一の院。「父の帝をば、今は—と申す」〈増鏡・おどろの下〉 ...
ほん‐ぎ【本紀】
紀伝体の歴史で、帝王1代の事跡を記したもの。→世家(せいか) →列伝
ほんちょうしょじゃくもくろく【本朝書籍目録】
鎌倉時代の図書目録。1巻。編者未詳。建治3〜永仁2年(1277〜1294)に成立か。日本の図書493部の書目を神事・帝紀・公事など20部門に分類、巻数などを記したもの。
ホーエンザルツブルク‐じょう【ホーエンザルツブルク城】
《Festung Hohensalzburg》オーストリア中部の都市、ザルツブルクの旧市街南部の高台にある城。神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世とローマ教皇グレゴリウス7世の間に起こった叙任権闘争の際...
ホーエンツォレルン‐け【ホーエンツォレルン家】
《Hohenzollern》ドイツの王家。南ドイツの小貴族であったが、1415年からブランデンブルク選帝侯。1701年から1918年までプロイセン王家、1871年以降はドイツ皇帝を兼ねた。
ホーフブルク‐きゅうでん【ホーフブルク宮殿】
《Hofburg》 オーストリアの首都、ウィーンの旧市街中心部にある宮殿。1918年まで、約600年にわたるハプスブルク家歴代の神聖ローマ皇帝およびオーストリア皇帝の居城。現在は博物館、美術館...
ボアズカレ【Boğazkale】
トルコの首都アンカラの東約150キロメートルに位置する村。紀元前17世紀から前13世紀頃にかけてヒッタイト帝国の首都ハットゥシャとして栄えた。ボアズキョイ。ボガズキョイ。
茅茨(ぼうし)剪(き)らず采椽(さいてん)削(けず)らず
《帝尭(ぎょう)が、宮殿の屋根をふいたカヤの先端を切りそろえず、垂木(たるき)は丸太のままで削らなかったという「韓非子」五蠹の故事から》宮殿、また住居などの質素なさまをいう。
ぼう‐り【忙裏/忙裡】
忙しい時。「帝都の中央—の忙急中の急なる境遇の」〈蘆花・自然と人生〉
ぼし【母子】
女流日本画家、上村松園の後期の代表作。昭和9年(1934)第15回帝国美術院展覧会に出品され、政府買上げとなった母子像。国指定重要文化財。