まく‐づかえ【幕支へ】
芝居で、何かの差し障りがあって幕の開かないこと。「—と見える」〈滑・浮世床・二〉
まく‐でん【幕電】
電光の一種。遠雷により、夜空の一部が明るく見える現象。また、雲内放電により、電光は雲に隠れて雲全体が光って見える現象。
まく‐なし【幕無し】
絶え間のないこと。ひっきりないこと。「のべつ—」「お愛(め)でたいだの、御結構だのと—に愛相を浴せ懸けて」〈風葉・青春〉
幕(まく)にな・る
芝居などが終わり、幕がしまる。転じて、物事が終わる。「大会は盛況のうちに—・る」
まく‐の‐うち【幕の内】
1 芝居で、まだ次の幕のあかないうち。幕間(まくあい)。 2 「幕の内弁当」の略。 3 「まくうち1」に同じ。
まくのうち‐べんとう【幕の内弁当】
俵形の握り飯とおかずとを詰め合わせた弁当。芝居の幕間(まくあい)に食べるものとして考案され、現在では最も一般的な弁当になっているもの。
まくはり‐メッセ【幕張メッセ】
千葉県千葉市にある展示施設。平成元年(1989)開設。国際展示場やイベントホールなどからなる。コンサートやさまざまな展示・イベントなどに利用される。
まく‐ひき【幕引き】
1 幕を引いて芝居などを終えること。また、その幕を開閉する役目の人。 2 物事を終えること。終わりにすること。「事件の—」「人生の—」
まくべつ‐へいや【幕別平野】
北海道北部、宗谷丘陵西側にある平野。中心は稚内(わっかない)市。海岸部には砂丘がある。
まく‐ま【幕間】
「まくあい(幕間)」の誤読。