ふどう‐そう【不動倉】
奈良・平安初期、不動穀を貯蔵するために諸国に設けた倉。開倉には太政官の許可を必要とした。ふどうのくら。
ふなおか‐やま【船岡山】
京都市北区にある小丘陵。標高112メートルで、船を伏せた形をしている。平安時代は貴族の行楽地、のち火葬場・刑場。また戦略上の要地とされ、応仁の乱の西軍の拠点となった。織田信長をまつる建勲(けんく...
ふやちょう‐どおり【麩屋町通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の丸太町通りから南の五条通りに至る。全長約2.3キロ。平安京の富小路(とみのこうじ)にあたる。
ふろう‐もん【不老門】
中国、洛陽の城門の一。
平安京大内裏の豊楽院(ぶらくいん)の北門。
ぶし‐だん【武士団】
武士の集団。平安中期以後、荘園・公領に分散していた武士は平氏・源氏を棟梁(とうりょう)に団結し、各地に武士団を形成した。はじめ血縁関係を核とした惣領制的結合であったが、南北朝以後は地縁結合である...
ぶっこうじ‐どおり【仏光寺通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。東の鴨川右岸から西の佐井西通りに至る。仏光寺が移転してからの名で、周辺には寺院が多い。全長約3.8キロ。平安京の五条坊門(ごじょうぼうもん)小路にあたる。
ぶっ‐しょ【仏所】
1 仏像を安置する所。 2 仏のいる所。浄土。 3 仏像やその付属物を製作する工房。奈良時代には官営の組織で造仏所とよばれたが、平安中期以降、大仏師の工房、およびそれに所属する仏師の集団とその系...
ぶとく‐でん【武徳殿】
平安京大内裏の殿舎の一。右近衛府の東にあり、騎射(うまゆみ)・競(くら)べ馬などのときに天皇がこの殿舎で観覧した。弓場殿(ゆばどの)。
明治28年(1895)京都の平安神宮の境内に建てられた...
ぶとく‐もん【武徳門】
平安京内裏内郭十二門の一。西面し、陰明門の南にあった。
ぶらく‐いん【豊楽院】
平安京大内裏の朝堂院の西にあり、大嘗会(だいじょうえ)・節会(せちえ)・射礼(じゃらい)・競べ馬・相撲などが行われた所。正殿は豊楽殿。