タイピン【Taiping】
マレーシア、マレー半島北西部、ペラ州の都市。旧称ラルート。19世紀半ばに錫(すず)鉱山が発見され、中国系の移民が急増し発展した。かつて同州の州都がおかれた(現在はイポー)。コロニアル様式の州立博...
たい‐へい【太平/泰平】
[名・形動] 1 世の中が平和に治まり穏やかなこと。また、そのさま。「—の夢を破る」「—な(の)世」「天下—」 2 「太平楽」に同じ。「わざと弱味をみせぬつもりの—なり」〈滑・続膝栗毛・九〉
たいら【平】
福島県いわき市の地名。市の中心地区。近世、安藤氏らの城下町として発展。旧平市。
たいら【平】
姓氏の一。皇族賜姓の豪族で、桓武(かんむ)平氏・仁明(にんみょう)平氏・文徳(もんとく)平氏・光孝平氏などの流れがある。最も栄えたのは桓武平氏の葛原(かつらばら)親王の流れで、高棟王(たかむねお...
たてしだんぺい【殺陣師段平】
長谷川幸延の戯曲。実在の殺陣師、市川段平をモデルとする。昭和25年(1950)、マキノ正博(マキノ雅弘)監督、黒沢明脚色により映画化。出演、月形龍之介、山田五十鈴ほか。昭和30年(1955)、同...
だん‐びら【段平】
《「だびらひろ」の音変化。「だんぴら」とも》幅の広い刀。また、刀のこと。段平物。
だん‐べい【団平】
「団平船」の略。
ち‐へい【地平】
1 大地のなだらかな広がり。遠くまで続く、起伏の少ない大地。「はるかなる—の果て」 2 「地平線」の略。 3 (比喩的に)物事を考えたり判断したりする際の、思考の及ぶ範囲。「文学の新しい—を開く」
ち‐へい【治平】
[名・形動]世の中が治まっていて平穏なこと。また、そのさま。太平。「其国の—なるは」〈西村茂樹・明六雑誌二八〉
ちょっぺい【直平】
《「とっぱい(頭盔)」の音変化》かぶとの鉢で、頂部が水平で頭巾(ずきん)形のもの。