ねん‐ねん【年年】
年ごと。毎年。「—忘れっぽくなる」
ねんねん‐さいさい【年年歳歳】
毎年毎年。歳々年々。「—繰り返される恒例の行事」
年年(ねんねん)歳歳(さいさい)花(はな)相似(あいに)たり
《劉希夷「代悲白頭翁」の「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」から》毎年毎年、花は変わることなく咲く。人の世の変わりやすいのに比べ、自然は変わらないことのたとえ。→歳歳年年人同じからず
ねん‐ばつ【年伐】
年々の伐採。
ねん‐ばらい【年払い】
「年賦(ねんぷ)」に同じ。
ねん‐ばん【年番】
1年交代で勤番すること。
ねん‐ぱい【年輩/年配】
1 年齢のほど。としのころ。「同じ—の人」 2 世間なれした年ごろ。中年以上の年ごろ。「—の女性」 3 年齢が上であること。年上。「彼は私よりいくつか—だ」
ねん‐び【年尾】
年の暮れ。年末。「—の内に河竹さんに…一幕かかせて」〈魯文・安愚楽鍋〉
ねん‐ぴょう【年表】
歴史上の事件などを年代の順を追って記載した表。「日本史—」
ねん‐ぶん【年分】
1 天皇に奏上して年分度者を許されること。 2 「年賦(ねんぷ)」に同じ。「—に其家を立てんといへば」〈浮・永代蔵・三〉