うるし‐ぶぎょう【漆奉行】
江戸幕府の職名。勘定奉行の下で、灯油の支給、漆の収納、社寺の什器(じゅうき)のことをつかさどった。初め、油奉行と漆奉行は別であったが、のち油奉行が廃止され、漆奉行が兼任したので「油漆奉行」と書く...
えい‐い【衛尉】
中国の官名。秦(しん)・漢代からの九卿(きゅうけい)の一。宮門警備の衛士の長官。宋代に廃止。
えいぎょう‐ぜい【営業税】
営業による収益に対して課される税。明治11年(1878)地方税として創設。のち国税になり廃止・復活を経て、昭和23年(1948)事業税に改められた。
えいたい‐しゃくちけん【永代借地権】
内地居留の外国人が一定の地代を支払えば、土地を半永久的に使用することができた権利。安政の仮条約で、土地所有を禁じる代替措置として定められ、明治時代の条約改正では、この消滅が重要課題となった。昭和...
えい‐だん【営団】
公共性のある事業を営むため、第二次大戦中に設立された公法上の特殊な企業形態。一般的には、政府出資が資本金の全額または半額以上を占める。戦後、廃止されるかまたは公団に改組され、平成16年(2004...
えいりん‐きょく【営林局】
国・公有林の管理経営、営林署の指導監督などを主な業務とした農林水産省林野庁の地方下部機関。大正13年(1924)発足。平成11年(1999)林野庁の組織改変に伴って廃止され、森林管理局に改組された。
えいりん‐しょ【営林署】
営林局の監督下にあって、国・公有林の管理・経営にあたった役所。平成11年(1999)林野庁の組織改変に伴って廃止され、森林管理署に改組された。
えきてい‐きょく【駅逓局】
明治初期、駅逓・通信をつかさどった官庁。明治10年(1877)にそれまでの駅逓寮を改称。同18年逓信省の所管となり、同20年廃止。
エス‐エス‐エス【SSS】
《Selective Service System》米国の選抜徴兵制度。また、選抜徴兵局。ベトナム戦争後は志願兵制度となりこの制度は廃止された。
エス‐エックス‐ジー‐ピー【sXGP】
《shared extended global platform》高速無線通信ネットワークの、日本国内での規格の一。従来の通信規格AXGPを改良し、TD-LTEと高い互換性をもつ。2021年にサ...