はつか‐しょうがつ【二十日正月】
正月20日のこと。正月の祝い納めの日として、餅や正月料理を食べ尽くしたり飾り物を納めたりする。骨正月。《季 新年》
はつか‐せんだい【二十日先代】
⇒中先代(なかせんだい)
はつか‐だいこん【二十日大根】
ダイコンの一品種。生長が早く、種をまいてから20〜30日で収穫できる。根は小さく球形・紡錘形などで、色も紅・黄・紫・白などがある。ヨーロッパの原産で、日本には明治時代に渡来。ラディッシュ。
はつか‐だんご【二十日団子】
二十日正月の祝儀に食べるアズキの団子。
はつか‐づき【二十日月】
陰暦20日の月。特に、陰暦8月20日の月。更待月(ふけまちづき)。《季 秋》
はつか‐ねずみ【二十日鼠】
ネズミ科の哺乳類。体長6〜10センチ、尾も同じくらい長い。人家や農耕地にすみ、穀物を主食とする。飼養品種にマウス・ナンキンネズミ・マイネズミなどがあり、実験動物や愛玩用にする。あまくちねずみ。
はつかねずみとにんげん【二十日鼠と人間】
《原題Of Mice and Men》スタインベックの小説。1937年刊。大恐慌時代のカリフォルニアを舞台に、出稼ぎ労働者の悲劇を描く。1939年、1992年に映画化もされている。
はつか‐ぼん【二十日盆】
東北地方で、陰暦7月20日のこと。門火(かどび)をたき、その火で握り飯や餅(もち)を焼いたり、男女の藁(わら)人形を焼いたりする。