ちょう‐ぶん【弔文】
死者をとむらう気持ちを表した文章。弔辞。
ちょう‐ほう【弔砲】
弔意を表すために撃つ空砲。⇔祝砲。
ちょう‐もん【弔問】
[名](スル)遺族を訪問して、くやみを述べること。「関係者が多数—する」「—客」
とぶらい【弔い】
「とむらい」に同じ。「間もなくこっそり—も済みたるに」〈蘆花・自然と人生〉
とぶら・う【弔ふ】
[動ハ四]「とむらう」に同じ。「父の後世を—・ふ」〈今昔・七・二七〉
とむらい【弔い】
《「とぶらい」の音変化》 1 人の死を悲しみ、遺族を慰めること。くやみ。弔問。「—の言葉を述べる」 2 葬式。野辺の送り。「—を出す」 3 死者の霊を慰めること。法事。追福。追善。「七年忌の—」
とむらい‐あげ【弔い上げ】
法要を営む最終の年忌。三十三回忌または五十回忌とする所が多い。これ以後、年忌供養を営まない。問い切り。
とむらい‐がっせん【弔い合戦】
戦死者のかたきをうって、その霊を慰めるための戦い。とむらいいくさ。追善合戦。
とむら・う【弔う】
[動ワ五(ハ四)]《「とぶらう」の音変化》 1 人の死を悲しみいたんで、遺族におくやみを言う。「遺族を—・う」 2 死者の霊を慰めるために追善供養を営む。「先祖の霊を—・う」
ともらい【弔い】
「とむらい」の音変化。「法蔵寺様へでも願って—を致したいと存じます」〈円朝・真景累ヶ淵〉