あたりき
[形動]「当たり前」をしゃれていった語。ぞんざいな口調で用いる。「—よ、これしきのこと」
あたり‐さわり【当(た)り障り】
他に悪い影響を与える事柄。差し障り。「—のない話題を選ぶ」 [補説]多くは「当たり障りがない」「当たり障りのない」の形で使う。
あたり‐ちら・す【当(た)り散らす】
[動サ五(四)]不快感や不満を自分の胸に収めかねて、関係のない周囲につらく当たったり、怒ったりする。八つ当たりをする。「部下に—・す」
あたり‐どし【当(た)り年】
1 農作物の収穫量の特に多い年。「桃の—」 2 特によいことが多く、思いどおりになる年。「結婚はする、課長にはなる、全く君の—だ」 [補説]2は、よいことの多くある年について言うのが本来の使い方...
当(あ)たるを幸(さいわ)い
手に当たるのを幸いに。手当たりしだいに。「—なぎ倒す」
あつもり‐そう【敦盛草】
ラン科の多年草。日当たりのよい山中の草地などに生え、高さ30〜50センチ。茎の中ほどに幅広の大きな葉が数枚互生する。初夏に大きな袋状の花を1個開き、花色は紅紫色のほか淡紅色・白色がある。名は、花...
あて‐こみ【当て込み】
1 当てにすること。期待。「豊印(とよじるし)を—にして、牛屋へやってくる客があっても」〈逍遥・当世書生気質〉 2 演劇などで、客に受けるように、最近のニュースなどを脚本・せりふ・しぐさなどに取...
アト‐ランダム【at random】
[形動]《「アットランダム」とも》無作為にするさま。任意に選び出すさま。手当たりしだい。「—にアンケートをとる」
あま・い【甘い】
[形][文]あま・し[ク] 1 砂糖や蜜(みつ)のような味である。「あっちの水は苦(にが)いぞ、こっちの水は—・いぞ」→五味(ごみ) 2 塩けが少ない。辛くない。「味つけが幾分—・かったようだ」...
あま‐な【甘菜】
ユリ科の多年草。日当たりのよい原野に生える。卵形の鱗茎(りんけい)から広線形の葉が2枚出る。春、約20センチの茎の先に白い花を1個開く。鱗茎を食用とする。むぎぐわい。まつばゆり。