待(ま)ち惚(ぼう)けを食(く)わ・す
待ち合わせの約束を守らず、人をむだに待たせる。「昼過ぎまで—・された」
まち‐ぼけ【待ち惚け】
「まちぼうけ」に同じ。「昌造は—を喰わされた」〈里見弴・安城家の兄弟〉
まち‐もうけ【待(ち)設け】
準備をして待つこと。
まち‐もう・ける【待(ち)設ける】
[動カ下一][文]まちまう・く[カ下二] 1 準備をして待つ。まちうける。「来客を—・ける」 2 そうなることを願う。期待する。「昇給を—・ける」
まち‐もの【待ち物】
出来合いの品物。〈日葡〉
まち‐わた・る【待(ち)渡る】
[動ラ五(四)]長い間待つ。「今度こそは!と—・ったが」〈花袋・蒲団〉
まち‐わ・びる【待ち侘びる】
[動バ上一][文]まちわ・ぶ[バ上二]気をもみながら待ち続け、心が疲れる。「春を—・びる」