しん‐ふぜん【心不全】
心臓のポンプ機能が低下して、肺や全身に必要な量の血液を送り出せなくなった状態。原因は心臓弁膜症・心筋梗塞・高血圧・慢性肺疾患など。
しん‐ぶつ【心仏】
仏語。 1 心がすなわち仏であること。 2 心中に現れた仏。
しん‐ぷく【心服】
[名](スル)《「しんぶく」とも》心から尊敬して従うこと。「師として慕い、—する」
しん‐ぷく【心腹】
1 胸と腹。 2 胸のうち。心中。胸中。「—を探る」 3 心から頼りにすること。また、その人。腹心。「昧者(まいしゃ)の—となって牛馬が活動し得るのは」〈漱石・草枕〉
心腹(しんぷく)に落(お)・つ
納得する。腑(ふ)に落ちる。
心腹(しんぷく)の友(とも)
心を許し合った最も親しい友人。
心腹(しんぷく)の病(やまい)
《「春秋左氏伝」哀公一一年から》胸や腹の治しにくい病気。除きにくい敵のたとえ。
心腹(しんぷく)を輸写(ゆしゃ)す
《「漢書」趙広漢伝から》心中をすべて打ち明ける。
しん‐ぼう【心房】
心臓の上方を占める薄い筋肉でできている部屋。両生類以上の高等動物では隔壁によって左心房・右心房に分かれる。
しん‐ぼう【心棒】
1 車輪・こまなど、回転する物の中心となる棒。回転軸。心木(しんぎ)。 2 物の中心に入れて、支えなどする棒。 3 集団やその活動の中心になるもの。「一家の—となって働く」