どう‐しん【童心】
子供の心。純真でけがれのない心。「—に返る」
どう‐しん【道心】
1 道徳心。「—に基づく行為」 2 ㋐仏道を修め仏果を求める心。仏道に帰依する心。菩提(ぼだい)心。 ㋑13歳または15歳で仏門にはいった人。また一般に、仏道に帰依した人。「青—」
どうじ‐べっしん【同字別心】
連歌・連句で、同一漢字ではあるが別の意味に使われているもの。同字去りの例外として認める。「春日(かすが)」と「春日(はるび)」の類。
どうとく‐しん【道徳心】
道徳を守る心。善悪を判断し善を行おうとする心。
どく‐しん【毒心】
他を害しようとする心。敵意。悪心。「—ナ者」〈日葡〉
どくりつ‐しん【独立心】
他人に依存しないで、ひとり立ちしようとする心。自立心。
ない‐しん【内心】
1 表に出さない気持ち。心のうち。心中。副詞的にも用いる。「—を打ち明ける」「—びくびくだった」 2 三角形の内接円の中心。三つの内角それぞれの二等分線が交わる点に一致する。⇔外心。
なか‐ご【中子/中心】
1 物の中央部。中心。また、しん。「—のできた飯を噛んで食べた」〈嘉村・途上〉 2 ウリ類の中心の種子を含んだ柔かな部分。 3 (「茎」とも書く)刀剣類の、柄(つか)に入っている部分。 4 入れ...
なさけ‐ごころ【情け心】
思いやりがある心。
なに‐ごころ【何心】
どういう考え。どんな気持ち。なにごこち。「—ありて海の底まで深う思ひ入るらむ」〈源・若紫〉