はく‐たく【白沢】
中国の想像上の動物。牛のような体で八つの目があり、人語を解するという。有徳の王の世に現れるとされた。
はくちゅう‐む【白昼夢】
日中、目を覚ましたままで空想や想像を夢のように映像として見ていること。また、そのような非現実的な幻想にふけること。白日夢。
はこや‐の‐やま【藐姑射の山】
《本来は、「はるかなる姑射(こや)の山」の意。「荘子」逍遥遊の例により、一つの山名のように用いられるようになった》 1 中国で、仙人が住んでいるという想像上の山。姑射山(こやさん)。 2 日本で...
はたらか・す【働かす】
[動サ五(四)]働くようにする。労働させる。また、機能を発揮させる。働かせる。「頭を—・す」「想像力を—・す」
はんごん‐こう【反魂香】
それをたくと死者の魂を呼びもどして、その姿を煙の中に現すという想像上の香。中国の漢の武帝が、夫人の死後、恋しさのあまり香をたいてその面影を見たという故事による。
ばく【獏/貘】
1 奇蹄(きてい)目バク科の哺乳類の総称。ずんぐりした体形で尾は短い。鼻と上唇が合わさって伸び、象の原型を思わせる。前肢に4指、後肢に3指あり、ひづめをもつ。森林や水辺のやぶにすみ、草食性で、水...
ひとり‐わらい【独り笑い】
[名](スル) 1 相手がいないのに、思い出したり想像したりしてひとりで笑うこと。「驚いた顔が目に浮かんで—する」 2 春画。枕絵。
ひ‐ねずみ【火鼠】
中国の想像上の動物。南方の火山国の火中にすむ白鼠で、その毛皮は火に焼けないといわれる。かそ。「唐土(もろこし)にある—の皮衣(かはぎぬ)を給へ」〈竹取〉
ファンシー【fancy】
[名]空想。想像。また、気まぐれ。思いつき。 [形動]装飾的で意匠を凝らしたさま。また、奇抜であるさま。「—グッズ」「—な内装」
フィクション【fiction】
1 作り事。虚構。「—を交えた話」 2 作者の想像力によって作り上げられた架空の物語。小説。→ノンフィクション