愛嬌(あいきょう)を振(ふ)り撒(ま)・く
だれにでもにこやかな態度をとる。まわりの人みんなに愛想よくする。「アイドル歌手が—・く」 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「あいきょうを振りまく」と「あいそ(う)を振りまく」...
あい‐ぎょう【愛敬】
《仏語の「愛敬相」から。室町以降「あいきょう」とも》 1 親愛と尊敬の念をもつこと。人から愛され敬われること。あいけい。「この女子(にょし)に、—、富を得しめ給へ」〈今昔・一六・八〉 2 顔つき...
あいぎょう‐そう【愛敬相】
仏語。仏・菩薩の、優しく情け深く、穏やかな容貌や態度。
あいぎょう‐づ・く【愛敬付く】
[動カ四]かわいらしさが備わる。「口つき—・きて、少し匂ひたる気(け)つきたり」〈落窪・一〉
あい‐けい【愛敬】
[名](スル)親しみ敬うこと。敬愛。「—の念」「秋田豊は大いに彼の久松菊雄を—して」〈菊亭香水・世路日記〉