じ‐う【慈雨】
万物を潤し育てる雨。また、日照り続きの時に降る雨。恵みの雨。「干天(かんてん)の—」《季 夏》
じえ‐だいし【慈慧大師】
良源の勅諡号(ちょくしごう)。
じ‐おん【慈恩】
いつくしみぶかい恩。厚い情け。
じおん‐じ【慈恩寺】
⇒大慈恩寺(だいじおんじ)
山形県寒河江(さがえ)市にある慈恩宗の本山。山号は瑞宝山。行基の開創と伝え、法相宗、のち天台・真言両宗の寺。
じ‐かい【慈誨】
慈愛のこもったおしえ。
じ‐がん【慈眼】
1 ⇒じげん(慈眼) 2 いつくしみのこもった目。慈悲のまなこ。〈日葡〉
じ‐がん【慈顔】
慈悲深い顔。慈愛にみちた優しい顔つき。
じ‐く【慈救】
仏語。仏が慈悲の心をもって衆生(しゅじょう)を救済すること。
じく‐じゅ【慈救呪】
不動明王の呪文の一。唱えると災厄からまぬがれ、願い事がかなうという。慈救の偈(げ)。
じ‐けい【慈恵】
慈愛の心をもって他に恵みを施すこと。また、その恵み。