だいしん‐いん【大審院】
《「たいしんいん」とも》明治憲法下で、最高の位置にあった司法裁判所。明治8年(1875)設置。昭和22年(1947)廃止。現在の最高裁判所と異なり、司法行政権などはもたなかった。
だいにっぽん‐ていこく【大日本帝国】
明治憲法時代の日本の国号。
だいにっぽんていこく‐けんぽう【大日本帝国憲法】
明治22年(1889)2月11日、明治天皇によって公布され、翌年11月29日に施行された欽定憲法。天皇主権を原理とする成文憲法で7章76か条からなる。天皇の大権、臣民の権利・義務、帝国議会の組織...
だい‐ほうてい【大法廷】
最高裁判所で裁判官全員による審判機関としての合議体。事件が憲法問題・判例変更などの重要問題にかかわる場合に構成される。→小法廷
だんけつ‐けん【団結権】
労働者が、労働条件の維持・改善について使用者と対等な立場で交渉するために、労働組合を結成する権利。憲法の保障する労働基本権の一。
だんたいこうしょう‐けん【団体交渉権】
労働者が団結して使用者と団体交渉をする権利。憲法の保障する労働基本権の一。
ち‐じ【知事】
1 各都道府県を統轄し、代表する首長。都道府県の事務およびその権限に属する国や他の公共団体の事務を管理執行する。任期は4年。明治憲法下では官選。昭和22年(1947)から住民による直接選挙となる...
ちな・む【因む】
[動マ五(四)] 1 ある物事との関係をもとにして、他の物事が存在する。つながりをもつ。「干支(えと)に—・んだデザイン」「憲法記念日に—・む番組」 2 かたい約束をする。かたい契りを結ぶ。特に...
ちば‐たくさぶろう【千葉卓三郎】
[1852〜1883]明治時代の自由民権活動家。宮城県栗原郡出身。仙台藩の藩校で学び、戊辰戦争で敗戦を経験。上京し、明治13年(1880)五日市で小学校教師となり、深沢権八らの五日市学芸講談会に...
ちほう‐ちょうかん【地方長官】
地方行政機関の長。明治憲法下における府県知事・東京都長官・北海道長官の総称。