せき【戚】
[常用漢字] [音]セキ(漢) 1 身内。「姻戚・縁戚・外戚・親戚・内戚」 2 うれえる。悲しむ。「休戚・憂戚」 3 まさかり。手おの。「干戚」 [名のり]いた・ちか
せき‐せき【戚戚】
[ト・タル][文][形動タリ]憂い悲しむさま。また、憂い恐れるさま。「今は—として、引き退きしが」〈竜渓・経国美談〉
せき‐よう【戚揚】
《「戚」は斧(おの)、「揚」はまさかりの意》斧とまさかり。斧鉞(ふえつ)。転じて、武器。「其の道十八里が間、干戈—相挟み」〈太平記・一一〉
せきり【戚里】
《中国、漢の時代に、后妃の家族・親類の長安での居住域を「戚里」とよんだところから》天子の母方の親類。天子の外戚。