うちがい‐ぶくろ【打ち飼ひ袋】
1 打ち飼い1を入れる筒状の底のない長袋。うちがえぶくろ。「いでいで犬をつけんとて、腰に下げたる—を」〈虎明狂・餌差〉 2 昔、旅人などが、食糧や金銭その他貴重品を入れて腰に巻きつけた袋。うちが...
うち‐がし【打(ち)菓子】
⇒打ち物4
うち‐がたな【打(ち)刀】
刃を上にする形で腰帯に差す刀。敵と切り合うための長い刀で、鍔(つば)をつける。鍔刀(つばがたな)。打ち太刀。→腰刀 →太刀(たち)
うち‐がみ【打(ち)紙】
石盤の上で木槌(きづち)で打ってつやを出した紙。つや出しには蝋(ろう)や油を用いる。
うち‐き【打(ち)気】
野球で、打者が積極的に打とうとする気持ち。「—にはやる」「—をそらす」
うち‐き・く【打ち聞く】
[動カ四]ちらっと聞く。小耳にはさむ。「人の—・くばかりのことは、女房、童部(わらはべ)、申し伝へぬやうやは侍る」〈大鏡・道長下〉
うち‐きず【打(ち)傷】
物に打ちつけ、または打たれてできた傷。打ち身。打撲傷。
うち‐きょう・ずる【打(ち)興ずる】
[動サ変][文]うちきょう・ず[サ変]非常におもしろがる。熱中する。うちきょうじる。「トランプに—・ずる」
うち‐きら・す【打ち霧らす】
[動サ四]霧・雨・雪などが、空を一面に曇らせる。「—・し雪は降りつつ然(しか)すがに吾家(わぎへ)の園に鶯(うぐひす)鳴くも」〈万・一四四一〉
うち‐きり【打(ち)切(り)】
1 途中でやめにすること。中止。「審議を—にする」 2 碁・花札などを、打ち終わること。