ぎっ‐ちょう【毬杖/毬打】
昔、正月に木の毬(まり)を打って遊ぶのに用いた、長い柄のついた槌(つち)。また、その遊戯。玉打ち。ぎちょう。きゅうじょう。《季 新年》
けってい‐だ【決定打】
1 野球などで、試合の勝敗を決める一打。 2 転じて、最後にとどめをさす行為。物事の決着をつける言行。
けん‐だ【拳打】
[名](スル)こぶしで打つこと。「—の傷は痊(い)えやすし」〈中村訳・西国立志編〉
こう‐だ【好打】
[名](スル)野球などで、好機にうまく打つこと。「好守—の一塁手」
こう‐だ【巧打】
[名](スル)野球などで、打ちにくいボールをじょうずに打つこと。
ごう‐だ【豪打】
野球で、豪快な打撃をすること。
さんるい‐だ【三塁打】
野球で、打者が三塁まで進むことのできる安打。スリーベース‐ヒット。
しこり‐ばくち【凝り博打】
熱中してするばくち。「—の悪遊び」〈浄・丹波与作〉
しん‐うち【真打/心打】
1 寄席で最後に出演する、技量が最上級の人。また、落語家・講談師などの最高の資格。しん。→前座 →二つ目 2 (比喩的に)もっとも実力や人気のある人。「一発サヨナラの場面で—登場」
ぞうりうち【草履打】
浄瑠璃「加賀見山旧錦絵(かがみやまこきょうのにしきえ)」の六段目の通称。局(つぼね)岩藤が中老尾上(おのえ)を草履で打って侮辱する場で、歌舞伎でも見せ場となっている。