アイ‐ピー‐エル【IPL】
《initial program loader》コンピューターの電源投入時に起動するプログラム。オペレーティングシステムの読み込みなどを行う。
あかつき
平成22年(2010)5月、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が打ち上げた日本初の金星探査機PLANET-C(プラネットシー)の愛称。赤外線・紫外線などの各種カメラを搭載し、金星上空の広範囲で吹く...
アストロサット【ASTROSAT】
インド初の宇宙望遠鏡。2015年に国産ロケットPSLV-C30で打ち上げられ、低軌道に投入。可視光・紫外線・X線を捉える計五つの観測機器を搭載。多波長による同時観測を行うことができる。
アポジー‐モーター【apogee motor】
静止衛星に搭載される小型ロケットエンジン。静止軌道への投入前、静止トランスファー軌道から静止ドリフト軌道に上げる際に必要な秒速約3キロメートルの軌道速度にするための推力を与える。アポジーキックモ...
イー‐ブイ‐エム【EVM】
《earned value management》プロジェクト管理における、進捗状況を把握する分析手法の一。ある段階までに投入したコストの合計と計画上のコストの差を、金銭などの価値に換算した値で...
うちあげ‐ウインドー【打(ち)上げウインドー】
ロケットの打ち上げが可能な、または適した時期。探査機などを所定の軌道に投入するには、ある限られたタイミングで打ち上げる必要がある。また、日本の種子島宇宙センターの打ち上げ時期に関わる漁業協定のよ...
ウービー【OOBE】
《out-of-box experience》パソコンやスマートホンなどの製品を購入したあと、箱から取り出して利用可能な状態にするまでの作業のこと。ケーブルや付属品の接続、電源投入、設定画面での...
えいせい‐コンステレーション【衛星コンステレーション】
《satellite constellation》多数の人工衛星を協調して動作させる運用方式。人工衛星を互いに通信範囲が重ならないよう低軌道または中軌道に投入し、全地表面を網羅する。衛星電話やG...
エクソマーズ【ExoMars】
《Exobiology on Mars》ESA(イーサ)(欧州宇宙機関)とロシアのロスコスモスが共同で進めていた火星探査計画。火星の生命やその痕跡を探ることを目的とし、探査機・ローバー・着陸機な...
エネルギー‐ぞうばいりつ【エネルギー増倍率】
核融合炉で、プラズマを閉じ込めて加熱するために外部から投入するエネルギーに対する、核融合で発生するエネルギーの比。この値をQと表し、Q値が1のときを臨界プラズマ条件、無限大となるときを自己点火条...