はり‐ぬき【張(り)抜き/張り貫き】
「張り子1」に同じ。
ばば‐ぬき【婆抜き】
1 トランプゲームの一。全部の札を配り、順番に隣の人の手札を1枚ずつ抜き、同じ数字が2枚そろえば場に捨てる。最後までジョーカー(婆(ばば))を持っていた者を負けとする。 2 (1のゲームから)誰...
ひき‐ぬき【引(き)抜き】
1 引っ張って抜き取ること。 2 他に属している者を自分の方に所属させること。「有能な技術者の—」 3 歌舞伎および舞踊の演出で、上の衣装にしつけた糸を抜き取り、すばやくはがして下の衣装に変わる...
ひっこ‐ぬき【引っこ抜き】
1 引っこ抜くこと。 2 特にすぐれていること。また、その者。「当世しゃれの—」〈咄・鹿の子餅〉
ひとはり‐ぬき【一針抜き】
和裁の縫い方で、一針ごとに針を抜きながら縫うこと。厚地のものなどに用いる。一針縫い。
ふき‐ぬき【吹(き)抜き/吹き貫】
1 風が吹き抜けること。また、その場所。ふきぬけ。 2 家屋の柱の間に壁がなく、風が自由に通る構造。また、建物の内部で、天井がなく、上下階を貫いてひと続きにしてある構造。吹き放し。ふきぬけ。 3...
ふみ‐ぬき【踏(み)抜き/踏み貫き】
とげ・釘などを踏みつけて、足の裏に突き刺すこと。
ぶち‐ぬき【打ち抜き】
1 壁などの仕切りを取り除いて、一続きの空間をつくること。また、そのようにしてできた空間。「二間—の店」 2 新聞・雑誌・漫画などで、段や枠線を取り除いて大きな記事や絵を入れること。「二段—で見...
ぶん‐ぬき【打ん抜き】
茶わんなどに入れた飯をさかさまにふせてまるく盛ったもの。中間(ちゅうげん)に出す盛り切り飯などに用いる。「ぐっと一杯二合半、—釘抜き看板に」〈伎・暫〉
ほね‐ぬき【骨抜き】
1 調理で、魚や鳥などの骨を取り除くこと。 2 意見・計画などの肝心な部分を除き去ること。「議案を—にする」 3 気骨や節操などをなくさせること。「供応を受けて—にされる」